Chisato Blog

低翼型人力飛行機の設計を中心に私が発見した面白いことを書いていきます。急速なのでシートベルトをお締めください。

低翼人力機設計と実態 Chapter 0

2022/8/25 更新

目次

1 概念設計

2 ( とある企業のお話 ) 

 

1 概念設計

まず、どこも同じようなことをやってると推測するが、

機体の「速度」、「重量」、「出力」を大まかに決める。

( 偉そうなことは言うつもりはないので )

 

私が所属したTUMPAでは近年極めて異例尽くしだったため、ちょいと苦労した。

また、各々の設計者が「こんな機体を作りたい。作ってみたい。」のために

できる限り理想に近づけるように想像することは大事だと個人的に考えていたため

苦労したって思ったのしたのかも。。

 

以下、参考資料

 

2018年 ( 30 ) 7.7 m/sくらい 110 ㎏ ( パイロット込みの実重量 ) 280 W くらい

2019年 ( 34 ) 7.1 m/sくらい   90 ~ 95 kg ( 推定重量 ) 210 W くらい

2020年 ( 30 ) 7.7 m/sくらい 110 kg ( 推定重量 ) 240 ~ 250 W くらい 【未完成】

 ・

 ・                (2014~2017年はタイムトライアル使用のため機速 10 m/s 超)

 ・

2022年 ( 32 ) 7.62m/s 110 kg ( 推定重量 ) 270 Wくらい (ペラ効率、駆動効率変化)

 

前から()内は全幅、機速、全備重量(機体重量は 40 ~ 45 kgくらい)、出力の順で

2022年はペラ効率、駆動効率が以前までが高効率であったため再算出し、

出力が上昇している。

*実機での計測は行っていない。

 

 

2 ( とある企業のお話 )

私がとある企業のインターンに行った際、

「 設計の本質とは・・・ 」と企業側から質問がありました。

 

その企業は輸送機械関連の設計を主としてて、

国家機密や海外にも派遣されるような企業でした。

 

その際、私自身、設計者と名乗ってから本質についてぶっちゃけ深く考えたことが

なかった。

 

答えは、

         自分の理想を可能な限り実現すること 

 

とごく当たり前と感じるかと思いますが、企業にとっては依頼されたものを

自分の理想を突き詰めることができないわけではないけど、

世の中には依頼されたものを何も感情を込めずに図面として

納品する人もいるということです。

 

実際これがすべてではないですが、

私が感銘を受けた内容だったので紹介させていただきました。

またコンセプトを実現する以前に「軽量化、軽量化」って口癖のように言ってる輩には以下の言葉について真剣に考えていただきたい

          「安全な飛行できる機体を設計する」

 

これは不変の事項であるため最低限守って運営をしていただきたいと切に願います。

 

今回はここまで。

*コメント等積極的にいただければと思いますので、こちらもよろしくお願いします。

*更新してからちょこちょこ編集していきますので「1 概念設計」は特に。