まだ編集中。。。
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【必読】はじめに
はじめに、今回この記事を公開する上で、読者の皆様にお願いがあります。
これからの公開していく記事は、基本私が所属したチームの後世の設計者に向けて書いています。
そのため、他チームに向けての記事ではないのでその点ご理解をお願いいたします。
また、ご意見やご感想に関しましては率直に受け入れたいので積極的にお願いいたします。
0 翼型選定
まず、設計の大まかな流れを記載する。
⓪ パイロットと要相談(コミュニケーションをよくとる)
↓
① 概念設計(機速、スパン、出力等)の決定
↓ ↓
② 主翼設計(翼型選定、上反角決定も含む) ②*プロペラ設計開始
↓ (同時並行くらいで)
③ 主翼桁設計(MATLABのアプリ)
※アプリ開発者の権利があるため詳しくは説明できないので、わからない等ご不明点あれば本来記載する内容を共有します。個別に連絡いただけたらと思います。
↓
④ 尾翼設計
(翼型、スパン、翼面積、モーメントアームとか)
↓
⑤ 尾翼桁、テール桁設計
↓
⑥ 脚設計(TF脚か引き込み脚または新機構か)
↓
機体重量計算(必ず手計算で行うこと、Excel等には頼らない)
軽量化に特化してるなら基本 ② ~ ⑤ は確実に回して行うこと。
ここから本題に入る。
「人力飛行機 翼型」とか検索すれば最適そうなものは見つかる。
私が所属したチームでは、2007年位〜2017年までタイムトライアル機として運用していたので、
比較的高速機向けの混合翼型を使用していた。
なんでタイムトライアル機用の翼型をいつまでたっても使用していたのかはわからないが、単純に人力飛行機を設計する以前の相応の知識が不足していたからだと思う。
1 xflr5 を用いて
まず、最初にバージョンによって仕様が変わってくるのでその点ご注意ください。
ちなみに私が使ってたのは ver 6.47 で、最新が ver 6.57 (2022/05/07時点)
だけどある程度機能改善とかくらいだと思うので多分使えるはず。
2 上反角
私が担当した機体は、最外から2番目の接合部(かんざし)で角度をつけていた。
角度調整はかんざし部で担っていたため、製作は失敗できない。(断言。)
上反角を決めるのは、
「 xflr5 」である程度、主翼概要が決まったところで解析画面から縦軸を曲げモーメントに設定し、「グラフをエクスポート」から「csvファイル」に出力する。
次に、MATLABの桁設計ソフトに移行し、ファイルを開いたうえで「 1.3G 」くらいに設定したのち解析を行う。その時のたわみ量をメモっておく。
次にCAD(私はAutoCADを使用)を開き、スパン(片翼のみ)、たわみ量を簡単に一本線で書いて、寸法記入で角度がどのくらいになるか寸法を入力する。
Ex)
CADで上記ができた ⇒ 角度が 7 ° じゃあ 4 ° くらいでいっか
ってな感じ。
目安としては、大体 10 ° ~ 12 ° くらい(跳ね上げ後の角度目安)が好ましい。過去の経験と実績から
(詳細は深堀することができないので交流会資料とか明後日自分で考えて。)